※一般論ではないものもあります。
『独自ポイント』として挙げた理由については、捜索記をご参照下さいませ。
1.自宅近辺で愛猫が迷子になった場合、等――
特に、集合住宅にお住まいの方。
使用済み猫砂を自宅近辺に撒いたら、その当日の夜は、徹夜覚悟で――人気のない時間帯・場所等を考慮しつつ、外で待っていた方が良い『かも』しれないです。
逃走・迷子当日などに、愛猫が匂いを感じて家の周辺をうろついてくれるかどうかはわかりませんし、たとえ愛猫が自宅周辺をうろついていても、待っている飼い主さんと会えるかどうかは『運』的な要素の問題かもしれませんが……、
私とチャチャの場合、『もしかしたら』の可能性はあったように思います。
……不甲斐ない飼い主の私のせいで、チャチャは頑張って行動を起こしてくれたのに(多分)、会えませんでしたが……。
2.捜索日時・場所のメモを!
愛猫の名前を呼びながらの捜索、もしかしたら時間を置いて愛猫が呼応行動を起こしているかもしれません。
「○日前、□時ぐらいに歩いているのを見た」という目撃情報が、実は愛猫の呼応行動なのかも……?
名前呼び捜索の後、○分〜○時間後に行動を起こしているかもしれない、という推測が、保護に結びつく可能性もあるように思います。
考慮材料の1つとして、『捜索日時・場所』のメモを取っておくのも有効かもしれません。
3.『しばらく待機』が重要……?
「この近くにいるみたいだけど、場所が特定できない……」
そんな時は――
人気のない時間帯に、愛猫が隠れていそうな場所の近く(目撃情報があった場所とか)で、
しばらくしゃがみ込んで待機してみるのも有効かもしれません。
根拠は、私の実例しかないのですが……、
私の場合、捜索を続けるにつれ、チャチャが呼びかけに応じて私の目前へと駆け寄ってくるイメージは湧いてこなかったのです。
そこで待機を試してみたら、偶然かもしれませんが……、保護に結びつきました。
やり方としては、
待機中は、呼びかけ→沈黙→呼びかけ――と、(計ってなかったけど)30秒間隔ぐらい。
この時、使用済み猫砂や、お風呂の残り湯(れすきゅー隊・BBSにてお教え頂きました、多謝)を近辺にそ〜っと撒くと、より効果も高まる……、かもしれません。
これまた根拠はありませんが、
猫砂や残り湯は、いきなりドサッと撒くのはやめた方が良いかも、です。
もしも本当に愛猫が近くにいて動向を見守っていた場合、その行動や物音で驚いて逃げちゃう可能性も考えられなくもないかな、と思われましたので……。
4.捜索中の精神状態……
チャチャは、家ではお喋りするように、よくなく子でした。
捜索中、チャチャの名前を呼んでも一向にチャチャが答えてくれない事や、チャチャがどこにいるのか……、その気配すら感じ取れない事で、
私は、『嫌われたのではないか、気配すら感じないなんて飼い主失格だ』と――
随分泣いて、落ち込みました。
チャチャ捜索後期、どこかのサイト様(URL不明です……)にて、
「猫はパニック状態で隠れている時は、『何も聞こえない』状態。
『怖い』が先で、周囲の物音1つ1つを判別できない」
というような内容の文章を読みました。
――だから、愛猫が呼びかけに答えてくれなくても、それはパニック中だからであり、飼い主さんのせいではない、と思います。
ただ、矛盾するようですが……、
『愛猫が逃げて間もないから呼んでも耳に入らないだろう、呼びかけは無意味』
という事ではない、と思います。
どこかに隠れ潜んだ愛猫はきっと――
五感全ての神経を尖らせて、身の安全を図っていると思います。
その時、愛猫が飼い主の声や匂いを感じ取れば、『飼い主が近くにいるから、ここは安全なんだ』と、少しは安心する……、と思います。
これは私だけでなく、迷い猫を探された飼い主さん達の多くが、そのように感じられています。
難しい事ではありますが、愛猫が呼び掛けに反応してくれない・気配を感じ取れない、という事で、どん底まで落ち込む必要はない……、と思います。
あまりに失意が強いと、折角の愛猫の呼応にも気付けなくなってしまうかもしれません。
誰かに辛さを吐き出したり、ブログ等で情報提供を募るついでに気持ちを吐き出してしまうなりして、気持ちの切り替えを図った方が――多分効率的になる、と思います。